展望~2022年度、高知教会の目指すもの

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展望~2022年度、高知教会の目指すもの

2022年度の年間標語は 「天の喜びを味わう教会」 (ルカによる福音書15章4~7節)です。

【展望】
2022年度の高知教会の年間標語を「天の喜びを味わう教会」とします。これは、ルカによる福音書15章4節から7節、とくに「言っておくが、このように、悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある」という7節の御言葉から導き出された言葉です。主イエスは、この「見失った羊のたとえ」を通して、父なる神がどのようなお方であるかを教えてくださいました。神は、罪人の私たちを見つけ出すまで諦めず捜し回ってくださるお方です。そして、私たちを見つけ出すと、天使たちを呼び集めて「共に喜んでくれ」と言って、大喜びしてくださるお方です。その神の私たちへの愛と情熱があったので、私たちは見つけ出され、今、神と共に生きることが許されています。私たちを罪から救い、大喜びしてくださる神の愛と恵みによって、私たちは生かされています。その天の喜びを味わいながら生きていくことが、今年の年間標語の目指すところです。

2021年、高知教会は、「キリストにある希望を語る教会」となることを目指して、聖書に語られている「福音」と自らの「救いの証」と「神と共に生きる恵み」をキリスト者の希望として、いつでも誰にでも語れるよう備えました。これは、「何をどのように伝えるか」という伝道の中核であると同時に、人を救いに導くための「道具」に相当します。どんな良い道具でも、上手に使えるかどうかは使う人の心にかかってきます。

2022年度は、いつでも語れるようにと備えておいた「福音」を実際に語り、救いに予定されている見失われた人たちを見つけ出して「天の喜び」を味わう年としましょう。そのために、見つけ出すまで諦めず祈り続け、見つけたら神と天使たちと共に大喜びする「羊飼いの心」を身につけましょう。私たち一人ひとりが「主が導こうとしておられる羊のところへ私をお遣わしください、私の口に語るべき言葉を与えてください」と日々祈り、自分に与えられている救いの恵みと、それを受け取るための信仰をいつでも伝えられる準備をして、神の救いのご計画のうちに自分が用いられることを心から願い求めるとき、主は喜んで私たちと共に、失われた羊を見つけ出す「宣教の業」をなしてくださいます。そのことを信じて、第一歩を踏み出すとき、主は私たちに与えられた羊と出会う恵みと、大きな「天の喜び」を味わわせてくださいます。その「天の喜び」を教会が味わうとき、将来の高知教会の展望が、衰退ではなく、福音を語る喜びと、見つけ出された羊が一人また一人と迎えられていく、そのような希望に満ちたビジョンを皆で持って、新しい年を歩み出しましょう。

今年も、これまで通り、毎月の第三主日に年間標語に関する主題説教に聴きます。午後の学びを対面式で行える状況になれば、「福音」と「救いの証」を実際に自分の言葉で話せるように訓練するのも良いでしょう。しかし、何と言いましても、魂の救いに焦点を当てた祈りの会を持つことが不可欠です。参加者一人ひとりが、具体的に見つけ出そうとしている羊のお名前を挙げて、お互いに祈り合う有志の会を始めませんか。一人では心細く、欠けや弱さを覚えることがあります。しかし、祈りをもって、励まし合い、助け合うならば、諦めず、探し続けられます。兄弟姉妹で助け合って一匹の羊を見つけ出したときの喜びは、まさに「天の喜び」となるでしょう。

牧師 小澤寿輔

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毎週日曜は礼拝の日

高知教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週木曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜日 朝の礼拝
午前10時10分~11時30分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
木曜日 祈祷会
朝の部:10時00分から11時30分
夜の部:夜の部は現在休止中です
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